教育方針

教育理念

 

≪保育基本理念≫

 

「わたしは主によって喜び楽しみ、わたしの魂はわたしの神によって喜び躍る。大地が草の芽を萌え出でさせ、園が蒔かれた種を芽生えさせるように、主なる神はすべての民の前で恵みと栄誉を芽生えさせてくださる。」聖書(イザヤ書)

 

≪保育理念≫

神によって創造され、生まれた子どもの存在・成長・活動を尊び、神と人に愛される健康な子どもの育成を目指します。神に愛されている子どもであることを土台にして、子どもの主体性の基盤となる「基本的信頼感」と「自律性」と「自発性」の育成を目指します。

 

≪保育目標≫

Ⅰ お預かりするお子様を、神様と保護者と保育者によって無条件に愛され擁護される、唯一のかけがえのない子どもとして保育します。生まれてきた世界と他者をまず信頼し、そして自分を信頼することができる「基本的信頼感」の育成を第一の保育目標とします。

Ⅱ お子様が、親との分離体験を経験し自我が芽生え、自分の意志行為の発達の芽生えによる自己形成ができるように、毎日規則正しい生活を送り、自分の中に秩序と法則を取り込んで「自律」した個人となることを第二の保育目標とします。

Ⅲ 「わたしはわたしの将来を想像できる人」をめざして、空想や想像をもって遊びに没頭し、あらゆる保育活動を通して自己表現し、理想の自分を実現しようとする「自発性」を育むことを第三の保育目標とします。

以上の保育目標は、生涯にわたっての人間形成の土台となり、かつ、学校に入学したあとでも、あらゆることを学習する上で大切な原動力となります。

 

≪保育方法≫

知育や道徳的発達の芽生えも、身体感覚運動能力の発達に伴う方法で保育します。非認知的能力(社会情動的能力=好奇心・意欲・思いやり)が認知的能力・言語能力を育てることを信じて、暖かい応答的関わりと子ども主導の遊びを重視します。

 

≪保育内容≫

子どもの生命と存在を無条件に受容し肯定します。
子どもの健康・人間関係・環境・言葉・表現の各領域にわたる成長の芽生えを育みます。
子どもの養護と教育を一体的に保育します。
健康:健康な心と体を育て、自ら健康で安全な生活をつくり出す力を養います。
人間関係:他の人々と親しみ、支え合って生活するために、自立心を育て、人とかかわる力を養います。
環境:周囲の様々な環境に好奇心や探求心をもって関わり、それらを生活に取り入れていこうとする力を養います。
言葉:経験したことや考えたことを自分なりの言葉で表現し、相手の話すことばを聞こうとする意欲や態度を育て、言葉への感覚や表現力を養います。
表現:感じたこと・考えたことを自分なりに表現することを通して、感性・表現力・創造性を豊かにします。

教育活動

 

≪健やかな魂を育む≫

目には見えない神様にお祈りすることを教えます。
聖書の言葉を覚え、心に刻み、讃美する心を育みます。

 

≪健やかな心を育む≫

両親・兄弟姉妹・家庭・友達・先生・隣人・動物を愛し、命を大切にする心を育てます。
自分を愛し、人を愛する人間関係の基礎を育てます。
また、絵本の読み聞かせを充実させ、言葉への感性と豊かな情緒を育てます。

 

≪健やかな体づくり≫

 

栄養バランスのとれた手作りによるおいしい給食による食育や、空手・バレエ・水泳・園庭での遊具遊び・秋のマラソン大会等による体力づくりに励みます。

 

≪知育教育の充実≫

 

 

ゲームや遊びを通して英語に慣れさせ、異文化への興味を持たせます。
また、茶道に慣れさせて、自国の文化を大切にする心を育てます。

 

≪自然とのふれあい≫

 

自然のたくさん残る地域性を活かし、自然観察、季節毎の戸外遊びを通して、神様の造られた自然の素晴らしさを体験します。
また、自家菜園で野菜作りから食物の大切さを学びます。

≪食育の充実≫

 

食育遊びなどを通して、栄養バランスのとれた食事を摂ることを学びます。